$Id: inet6-addr-database.txt,v 1.1.1.1 2001/06/02 06:03:17 kenken Exp $ -- レジストリデータベース登録について 1.はじめに 2.登録すべきデータベース 3.登録対象 4.DNS逆引き登録に関して 5.データベースに登録するオブジェクト 6.登録例 7.更新 8.削除 9.連絡先 1.はじめに: WIDE IPv6 Registryでは,IPv6アドレスを割当てる際に レジストリデータベース登録および更新を義務づけている。 本文書では,このレジストリデータベースの登録および更新 について説明する. 2.データベース登録手順 WIDE Projectではレジストリデータベースに関しては 以下のような手順で登録する. 1.登録対象者が必要なレジストリ情報を WIDE IPv6 registry(inet6-alloc@wide.ad.jp) にe-mailにて申請する. -WIDE IPV6 Registryがそれらの記述に漏れが ないか確認し,その内容をAPNIC Databaseに登録する. *1:登録担当者に関しては,4.登録対象を参照すること. *2:必要なレジストリ情報については5.データベースに必要な オブジェクトを参照すること. 3.DNS逆引き登録に関して DNS逆引き設定は,APNICのデータベースに登録 された時点で行う。それ以前の設定は一切行わない. 4.DNS逆引き登録に必要な情報 DNS逆引き設定に必要な情報は、 1. 組織名 2. 割り当てられたIPv6アドレスプレフィックス 3. IPv4で参照可能なDNSサーバ名 4. 技術担当者のe-mailアドレス である。DNS逆引き登録を希望する場合は、 上記の情報を明記した上、 inet6-alloc@wide.ad.jp まで申請すること。 5.登録対象 レジストリデータベースに登録しなければならない対象組織は 以下の通りである. 1. NLA1組織(/40) 2. WIDE NLA1が割当てたNLA2組織(/48) 3. NLA1組織が割当てたプレフィックス長が/41から/48の 下位組織(NLA2) /48を越えるプレフィックス長(/49-/128)を持つSLA組織に関しては APNIC レジストリデータベースに登録する必要はない. 6.データベースに登録する情報 APNIC データベース登録に必要なのは, inet6numオブジェクトである.これを 作成するために必要なレジストリ情報は 以下の通りである. person obejct: *person :人名 $*address :オフィスの住所 *phone :オフィスの電話番号 fax-no :オフィスのFAX番号 *email :本人のe-mailアドレス *country :国別コード #nic-hdl :nicハンドル名 #auth :updateする際の認証形式 #mnt-by :updateできるmaintainerオブジェクト -> personオブジェクトは、各自で作成すること 作成方法は、http://www.v6.wide.ad.jp/Registry/nla-apply.html を参照のこと。 mantainer object #mnter :maintainerオブジェクト名 netname :ネットワーク名 *int6num :WIDE Projectより割り当てられたIPv6アドレス空間 descr :IPv6アドレスおよび組織についての説明 $*admin-c :その組織における責任者のNICハンドル名(注1) $*tech-c :その組織における技術担当者のNICハンドル名 connect :接続POPあるいは組織 *status :NLA1 or NLA2 $remark :コメント $*notify :updateすると通知されるe-mailアドレス *は必須項目 $は複数行記述可能 #は自動的に決定されるので初期申請の際に記述する必要なし 注1)初期申請の際はNICハンドルでなく名前でよい. 注)日本語で記述できるものは英語と日本語で記述すること 7.登録具体例 以下に,NLA1を取得した組織ABCが新規にレジストリデータベース 登録申請例をあげる. inet6num: 2001:200:xxyy::/48 netname: ABC-NET(えーびーしねっと) descr: ABC net project(ABCネットプロジェクト) adminc-c: Taro Yamada(山田太郎) tech-c: Jiro Yamada(山田次郎) notify: v6ops@abc-net.ad.jp remark: tunel to tokyo-pop remark: see http://www.xxx.net country: JP person :Taro Yamada(山田太郎) ddress :xxx yy-ku,Tokyo(東京都yy区xx) phone :xx-xxxx-xxxx fax-no :yy-xxxx-zzzz email :xxx@xxxx country :JP nic-hdl : auth : mnt-by : person :Jiro Yamada(山田次郎) address :xxx yy-ku,Tokyo(東京都yy区xxx) phone :xx-xxxx-xxxx fax-no :aa-bbbb-yyyy email :xxx@yyyy country :JP auth : mnt-by : 8.更新 以上のレジストリ情報は常に最新にしておく必要がある. そのためにはこれらの情報に変更が生じたら,これらの 情報を更新しなくてはならない. 変更の場合は変更するオブジェクト名とその変更前, 変更後を明確にした上,inet6-alloc@wide.ad.jpまで e-mailにて申請すること. 9.削除 WIDE Projectから割当てられたIPv6アドレス空間を 返却を希望する場合,同時にその組織に関するレジストリ 情報も削除される.これに関する申請は必要ない. 10.連絡先 これらの情報はすべてe-mailのみで受付ける.FAX,電話 等は一切受付けない.申請/更新/削除/質問などはすべて inet6-alloc@wide.ad.jpまで問い合わせること.