6bone-JP NLA1 Report (2000)
Tomohiko Kusuda<kusuda@isl.intec.co.jp> INTEC Web and Genome
Informatics Corporation
実験目的
- IPv6 で利用される BGP4 Multi-Protocol Extension の実装と経路制御技術の研究
- IPv6 におけるマルチホーム技術の調査・研究
- 下位組織受け入れによる IPv6 ISP のネットワーク構築・運用研究
実験経過
- 1/FEB/2000
NSPIXP6 に接続
JGN 経由で NTT 大手町へ接続
- 10/FEB/2000
WIDE project から正式アドレスを委譲
2001:200:500::/40
- 26/FEB/2000
IPv6 相互接続実験 (IPv6 インストール大会)を開催
参加者 34 人
- 1/APR/2000
2001:200:5**::/48 のアドレス空間の委譲を開始
3ffe:508:*::/48 のアドレス空間からのりナンバリングを開始
- 4/APR/2000
IPv6 対応 Ring Server の運用開始
富山地域 IX 研究会にて運用
- 8/MAY/2000
富山大学との接続変更作業
富山大学内のセグメント変更による
- 30/MAY/2000
福島県庁と tunnel 接続
2001:200:50d::/48 を割り当て RIPng による経路制御
- 22/AUG/2000
AS 番号の変更 7680 -> 9612
WIDE, IRI との接続設定の変更
- 29/AUG/2000
TTNet と 経路交換を NSPIXP6 上で開始
TTNet は 3ffe:50c::/32 INTEC は 3ffe:508::/32,2001:200:500::/40
IRI との経路交換をNSPIXP6 上に変更
- 15/NOV/2000
NSPIXP6 上で RADIX 実験開始
接続図
考察
下流組織の受け入れについて
WIDEプロジェクトからの正式なアドレス空間(2001:200:500::/40)
の下流組織への割り当てを開始した。
自組織を含めた現在接続中の12組織のうち、4組織に対し割り当てを完了した。
今後、pNLA1 のアドレスからリナンバを促進する予定。
RADIXの実験について
RADIX は当社で開発を行っている IPv4,IPv6 の両方をサポートした RouteServer である。現在、NSPIXP6
上で経路情報のモニタリングと統計情報の収集を行っているが、将来的には、経路情報の交換まで行う予定。
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